これによって、細菌やウイルスがあちこちの臓器や組織に侵入しやすくなるのです。すると、汚染された細胞内では炎症が起き、組織の種類によって、さまざまな症状を引き起こします。それが皮膚に発症したのがアトピー性皮膚炎、のどならぜんそく、目や鼻に発症したものが花粉症です。

実際に、口呼吸を改善し、ばい菌の侵入を最小限にとどめるだけで、アレルギー症状が緩和するケースも少なくありません。口呼吸を改善するための方法は、鼻呼吸に変えることです。私たちは１日におよそ２万回の呼吸をしており、そのほとんどは無意識のうちに行っています。こんなに多くの回数を、毎日無意識にやりすごす人と、意識的にする人とでは、体に大きな違いが出ても不思議はありません。

口呼吸になる原因

口呼吸になる原因は、舌の位置が本来の位置よりもずれているために、口呼吸になっています。ですので、鼻呼吸にするには、舌の位置を本来の位置に戻すと、口呼吸ではなく、鼻呼吸に変えることができます。

口呼吸を鼻呼吸に変える方法

あいうべ体操

それは、とても簡単に変えることができます。あ・い・う・べと口を大きく開くだけです。「べ」で舌を勢いよく突き出すことで、舌の位置が正常になります。美肌になるというおまけを付いています。

口テープを貼る

あいうべ体操にプラスして、寝る時に口テープを貼って寝ると、これで口呼吸から鼻呼吸に変わっていきます。翌朝、テープが外れていると、まだ鼻呼吸に変わってういない目安になります。

鼻呼吸

鼻から呼吸することで、空気中に漂う雑菌やほこりなどの異物の大部分が、自然にろ過されるしくみになっています。

鼻呼吸は、天然マスク

鼻呼吸は、鼻の中を流れる粘液と小さな毛によって汚れた空気もキレイに濾過するため病気を防いでくれます。肺は冷たい空気に弱いのです。鼻呼吸の場合は、鼻の中を10㎝通貨するだけで、どんなに冷たい空気でも体温近くまで温められます。

低体温の予防

体温を上げる方法

バランスのよい和食

和食はミネラルの宝庫。よく噛んでいただくことは、血液循環がよくなり、副交感神経が優位になります。