部位ごとでわかるニキビ(にきび)の原因 額(おでこ)・鼻・顎・口回り・頬

ニキビの原因

不規則な生活

不規則な生活は体のバランスを崩し、ニキビを増やす原因になりかねません。1.外食が多くなった 2.睡眠が十分とれていない 3.食事が偏っている。このような生活になっていると、ニキビの治りを遠のかせたり
ニキビを悪化させます。生活が不規則になると、ストレスも溜まりやすいですね。

ストレス

ストレスは、男性ホルモンの分泌が多くなってきます。男性ホルモンは、ニキビをできやすくするホルモン。そして、不規則な生活は、交感神経が優位になっている状態です。肌は「内臓の鏡」「心の鏡」といわれています。体の不調や心が病んでいると、皮膚に反映されます。交換神経が優位になると、ニキビができやすくなります。ですので、副交感神経を優位になるような心のゆとりをもつ生活にもっていくようにする。

洗顔のしすぎ

後、洗顔の回数が多くなると、ニキビが増えてきます。 洗顔のの回数が増えると、皮脂膜が剥がれやすくなり、肌の水分が蒸発します。水分が蒸発し水分不足になると、過剰に皮脂が分泌されるため、ニキビを増やす原因になってきます。

ニキビを増やすクレンジング剤

クレンジングは、油分の30%の汚れしか落ちません。後のタンパク質の70%の汚れは、クレンジングでは落ちません。皮脂やタンパク質の汚れが毛穴に詰まり、炎症を起こしてニキビになっています。タンパク質の汚れは、アルカリの領域のみで落とすことができます。クレンジング剤は、弱酸性です。合成界面活性剤が入ると、アルカリ領域でなくなり弱酸性になります。ですので、良質の洗顔石鹸が必要です。

洗顔石鹸でも、最近は泡立ちをよくするために合成界面活性剤が入っているものもありますので、全成分を確認してから、確かな物を選ぶようにしたいですね。弱酸性は、引き締め効果がありますが、洗顔は汚れを落とすのですから、毛穴が開いていなければ汚れは落ちません。

泡立てネット

泡立ちが良くても、ふわふわした弾力のない泡は、汚れを包み込む力が弱いので、汚れは落ちていません。汚れが落ちるのは、きめ細やかな弾力のある泡です。キメ細やかな泡は、ご自分の両手で石鹸を転がすように、泡立てることです。手のひらから、液赤外線が放射されています。その温かい泡が、毛穴の穴まで、すっきり汚れを一番落としてくれます。泡立てネットの泡は、ふわふわして弾力がなく、温かい泡は作ることはできませんので、使うのはNG。美肌作りの基本は、洗顔です。良質の洗顔石鹸を求め、ご自分の手で丁寧に泡立てた泡で、汚れを落とすとニキビもできなくなるでしょう。

ニキビのできる場所で、原因が分かる大人のニキビ

顎や口周りにできるニキビ

顎にできるニキビは、体内のホルモンバランスが崩れた時にできることが殆どです。ホルモンに起因するニキビは、男性ホルモンの増加が原因になったり、女性の場合は生理の7~10日前にできやすくなります。黄体ホルモンと男性ホルモンが似ています。

ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスの崩れは、殆ど体の冷えが原因です。体が冷えると、交感神経が優位になり、皮脂が過剰に分泌されます。体を温め血液循環をよくすることで、副交感神経が優位になり、ホルモンバランスが整ってきます。副交感神経を優位にするには、1.バランスの良い和食、2.肩まで浸かる全身浴を日課にする 3.運動をする。

スキンケア

ニキビの原因は、上記に挙げたことも勿論あります。ですが、皮膚に異常をきたしているということは、肌に必要な水分が不足して、本来あるべき弱酸性の肌が乾燥して、アルカリに傾いています。肌がアルカリに傾くと、ニキビができやすくなります。スキンケアの基本は、洗顔です。洗顔が正しく行われていれば、肌トラブルも起こりにくいのです。殺菌作用の強い洗浄剤でなく、ある程度皮脂を残す洗顔が大切です。ニキビの最大の原因は、肌の乾燥だからです。

Tゾーンにニキビができる原因

Tゾーン(おでこ・鼻)は、皮脂腺が多いから毛穴に皮脂が詰まりやすいところに、毛穴を詰まらせるクレンジング剤を使うとさらに悪化します。クレンジング剤や、泡タイプの洗顔料の殆どが、弱酸性ですので、毛穴が開かず、70%の皮脂とタンパク質の汚れが落ちていません。これが毛穴を詰まらせ、酸化して炎症を起こしてニキビの原因になっています。固形の枠練洗顔石鹸で洗うと、弱アルカリですので、毛穴の奥の汚れもきれいに落ちますので、毛穴に皮脂を詰まらせることはありません。汚れは、弱アルカリ領域でしか落ちないのです。

額(おでこ)のニキビができる原

おでこニキビの殆どは、液体シャンプー剤の液が流れてきてきれいに洗い流されていないのです。液体シャンプー剤の主成分である合成界面活性剤は、3分以上洗い流さなければ、皮膚に残留し皮脂を詰らせる、という特性があります。額(おでこ)や背中は、皮脂腺が多く皮脂の分泌量が多いため、液体シャンプー剤の液がきれいに洗い流されていない、とニキビができやすくなります。

皮脂の過剰分泌

おでこは顔の他の部位と比べて皮脂の分泌が多い部位です。特におでこや鼻筋など、「Tゾーン」と呼ばれる部位は思春期以降になると成長ホルモンの影響で皮脂の分泌が増加しやすいということがわかっています。

シャンプーなどの洗い残し

シャンプーやコンディショナー、洗顔料などは、きちんと洗い流しているつもりでも、すすぎ残しがある場合が多いようです。洗い残した汚れやすすぎ残しは、毛穴の中にたまり、皮脂などと混ざり合うとニキビの原因となる場合もあります。生え際やこめかみなどまで洗い残し・すすぎ残しがないよう丁寧に洗髪・洗顔をする。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスや月経などの影響でホルモンバランスが乱れるとニキビの原因となる場合があります。特にストレスを心身に受けると、男性ホルモンの一種である「テストステロン」や「アンドロゲン」といったホルモンの分泌量が増加します。テストステロンやアンドロゲンには、皮脂の分泌量を増加させたり、角質を厚くさせたりといったはたらきがあり、皮脂の分泌量の増加や角化異常はニキビができやすくなる要因となります。

鼻にできるニキビの原因

おでこのニキビと同様、鼻も皮脂線が多いので、どちらも皮脂の分泌量が多くなります。そして、鼻まわりは、頬や顎のように平らでないですので、洗顔で洗い残しがあります。それが皮脂と混ざり合い、ニキビを作ることになります。

頬のニキビ

 頬は、顔のなかでも皮脂の分泌量が少ないため、肌を守る皮脂膜がつくられにくい場所です。そのため、水分が蒸発しやすく、とても乾燥しやすいところといわれています。また、メイクの洗い残しもあります。毛穴に残ったメイク汚れが皮脂と混ざり合って、アクネ菌の栄養源となります。これらを栄養源にしてアクネ菌が増えると、炎症が引き起こされ、さらに炎症が悪化してしまうと凹凸やクレーターのようなにきび跡になる可能性があります。

肌が乾燥した状態になると、皮脂分泌を増やして肌にうるおいを与えようとするはたらきが強くなります。こうしたはたらきが強くなる一方で、乾燥した肌ではターンオーバーが乱れがちになります。肌のターンオーバーが乱れると、皮膚のいちばん外側にある角質が厚くなるため、さらに皮脂が毛穴のなかに詰まりやすくなって、にきびができやすい状態になるのです。

ニキビの原因になるスキンケア

ニキビの原因は、食事の偏り、ストレス、睡眠不足、生活習慣の乱れなどが原因となり、体が冷え交感神経が優位になっている状態ですが、日々のスキンケアも、ニキビと深い関係があります。スキンケアを見直すだけでも、ニキビが軽減することも確かです。

クレンジング剤

クレンジング剤の主成分は、合成界面活性剤です。合成界面活性剤は、バリア層を壊し、肌の水分を奪い肌を乾燥させる成分です。肌の乾燥はニキビの原因になります。そして、クレンジン剤は、石鹸素地が入っていませんので、ファンデーションのような油汚れは落ちますが、皮脂やタンパク質の汚れの70%は落ちていないのです。これが毛穴に詰まり角栓となって、黒ずみやニキビの原因になっています。汚れはアルカリ領域のみで落とすことができます。クレンジング剤や泡タイプの物は、アルカリではなく弱酸性です。弱酸性は、肌を引き締める効果がありますが、毛穴が開かないのも、汚れが落ちない原因になっています。

油性化粧品

乳液や保湿クリームは、ニキビ肌にはNGです。油の膜で毛穴がふさぐことになります。毛穴をふさぐと皮脂が詰る原因と、空気が遮断されるとアクネ菌が繁殖します。ニキビの保湿は、化粧水を惜しげなく使うことで、水分と皮脂が混ざり合い、皮膚の中でクリームが作られます。天然のクリームは、肌の内側で作られますので、しっとり感が長く持続できるため、外からの保湿は必要ありません。逆に外からの保湿は、バリア層を壊す合成界面活性剤が配合されていますので、肌は乾燥します。

ジェル化粧品

ジェル化粧品の主原料は、合成ポリマーです。合成ポリマーは、ビニール、すなわちサランラップです。サランラップを顏に貼ると、見た目はツヤツヤしてきれいですが、皮膚呼吸ができなく、老廃物が皮膚から排泄されない、皮脂が毛穴に詰まる、アクネ菌の温床となる、という過酷な状態に肌はなります。

 

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